今回は太陽電池モジュールの設置について、紹介します。
太陽電池モジュールの表面は強化ガラスで保護されていますが、過剰な圧力をかけると発電素子にマイクロクラック(微小な割れ)が発生し、発電性能の低下や、ホットスポットと呼ばれる未発電部位の発熱により最悪の場合火災につながるケースもあるため、施工時の取り扱いには十分に注意する必要があります。
弊社では以下のように施工しました。
1. 漏電・感電を防止するため、太陽電池モジュールにアース線を取り付けます
2. 太陽電池モジュールの端をクランプ(固定用の金具)で固定します
3. レール上に太陽電池モジュールをゆっくりと伏せます
4. 伏せた太陽電池モジュールのもう一方の端をクランプで固定します
5. コネクタ同士を接続し、太陽電池モジュール間を結線します
6. 合計48枚の太陽電池モジュールを同じように設置し、完了です
次回は「電気工事」についてお届けします。