昨今、発生頻度や激しさが増している大型台風やゲリラ豪雨の影響で、大型河川だけでなく中小河川からの浸水被害が拡大しています。
測川LITEは、特定の点ではなく面的な水害監視を実現するために開発された河川水位計です。
本体は低価格、小型・軽量で、河川だけでなく用水路や避難経路の道路冠水など、さまざまな場面での水位監視を可能にします。
観測点を増やすことで、早期にきめ細かな状況予測や被害実態の把握が可能となり、避難誘導や被害の推定による警報発令などの迅速化にお役立ていただけます。

製品の特徴

1. 低価格
予定販売価格1台約10 万円台(本体のみ)。面的な水位監視体制をサポートするため、限られた予算の中でも複数台の導入を可能に。

2. 省電力設計
通信方式にLoRaWANを採用し、省電力化を実現。単1形乾電池6本で約2年間の長期稼働が可能。

3. 観測モードを自在に変更
水位の変動を検知し、測定間隔を自動で変更。平常時は測定間隔を長くすることで電池消費を抑え、水位が増加すると短い測定間隔に自動的に変更して急激な水位変動に備える。測定間隔は監視アプリケーションから手動で変更することも可能。自在な水位監視を実現。

製品仕様

外形寸法 170mm(W)×325mm(H)×130mm(D) (突起部を除く)
質量 約1.1kg(電池・取付金具等除く)
使用温度範囲 -20℃~+50℃
電源 単1形アルカリ乾電池 6本
測定方式 超音波距離計測
測定範囲 0.5m~9m
最小計測単位 1mm
測定精度 ±20mm

測川LITEはLoRaWAN™︎で通信を行うため、当社のLoRaWAN™︎サーバへインターネット経由でデータ送信が可能なLoRaWAN™︎ゲートウェイの設置が必要になる場合があります。詳しくはお問い合わせください。

測定値および測定精度は測定水面の状態に大きく影響を受けるため、その正確性あるいは完全性について保証するものではありません。

河川水位計管理アプリケーションの利用には、インターネットに接続されたパソコン・タブレット・スマートフォン等が必要となります。ご利用時にかかるパケット通信量はお客様のご負担となります。

LoRaWAN™︎は、米国Semtech Corporation. および関係会社の登録商標です。

製品の外観・仕様・価格等は予告なく変更することがあります。

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